クエン酸
添加物名称
クエン酸
別名
簡略名又は類別名
製造用剤
豆腐を作る時に豆乳を固める豆腐用凝固剤、中華麺の食感や風味を出すためのかんすい、ハムやソーセージの組織の改良のための結着剤など、機能や用途が多岐にわたり分類が難しいものを便宜上まとめたもの
酸化防止剤
油脂などの酸化を防ぎ保存性をよくする
酸味料
食品に酸味を与える
香料
食品に香りをつけ、おいしさを増す
香辛料抽出物
香辛料(スパイス)からその有効成分を抽出したもの。食欲を増し、おいしさを高めるために使用される。ペッパー抽出物など。
食品衛生法による分類
指定添加物
解説
クエン酸は、柑橘類等をはじめとして多くの食品に存在する代表的な食用の有機酸で、さわやかな強い酸味がある。普通の酸味をつける目的で使用される「酸味料」としては一番多く使われる酸である。クエン酸には結晶水をもつクエン酸(結晶)と無水のクエン酸(無水)がある。工業的には、でんぷん類を原料として発酵法によって作られたクエン酸を、精製して作られる。食品添加物としては、菓子類や乳製品などにも酸味をつけたり、酸度を調整する目的で使用されているが、その使用の主体は、清涼飲料水をはじめとする飲料での酸味・酸度の調整目的になっている。また、酸化防止剤や保存料と併用すると、酸化防止の効果や保存性を強くする作用があるため、これらの食品添加物の補助剤(シネルギスト)としても使われている。